悪あがきプログラマー

悪あがきを続けていきたい技術と書評なブログです。トレタでiOSエンジニアやってます。

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール


コーチングのプロが使っている質問力ノート-ルパート・イールズホワイト,戸田ちえ子,コーチ・トゥエンティワン | Discover21より

はじめに 
女性たちってこんな時代を歩んできたんだ…
15のリアル・ルール、教えます
ルール1 出世のために仕事をするべきではない。やりがいが重要である ーこれって本当?
ルール2 まじめで有能であれば、周りから、認められ評価される ーこれって本当?
ルール3 社内政治は本来あってはならないもの、関わるべきではない ーこれって本当?
ルール4 仕事は中身が重要であり、お金にこだわるべきではない ーこれって本当?
ルール5 仕事の場で群れるのは慎むべきだ  ーこれって本当?
ルール6 上司からよくほめられるのは、評価が高い証拠である ーこれって本当?
ルール7 本音とタテマエを使い分けてはならない  ーこれって本当?
ルール8 人を攻撃してはいけない   ーこれって本当?
ルール9 人から嫌われてはいけない   ーこれって本当?
ルール10 残業もいとわず、できるだけたくさん仕事をする人のほうが評価される  ーこれって本当?
ルール11 上司の機嫌をとるよりも仕事の内容で勝負すべきだ  ーこれって本当?
ルール12 失敗して叱られるようなことがあってはいけない  ーこれって本当?
ルール13 仕事とプライベートはきっちり分けるべきだ  ーこれって本当?
ルール14 産休・育休は、当然の権利として堂々ととっていい  ーこれって本当?
ルール15 ルールはいかなるときも守らなくてはならない ーこれって本当?
辛口対談……ここだけの話
これで完璧! チェックリスト
あとがき

なかなか読みやすかったです。
多分90分くらいで読了。
主に女性(若者)を対象として書かれています。
上記の様に15のルールからなっており、
全ての問いに対してリアル・ルールというものが存在しています。
私は特に、ルール1とルール2が気になりました。

ルール1

ルール1 出世のために仕事をするべきではない。やりがいが重要である ーこれって本当?

確かに若い頃は出世なんかよりもやりがい重視と思いがちです。
しかし、最近になってからは本書にあるように出世しないと
やりがいも生まれないのかなと思うようになりました。

これに対するリアル・ルールは

リアル・ルール1 組織で働く以上、出世をしなければやりがいも生まれない。

ううむ、確かにそうなのかも。

ルール2

ルール2 まじめで有能であれば、周りから、認められ評価される ーこれって本当?

これもまぁ、そう思いがちですよね。
これに対するリアルルールは

リアル・ルール2 自分で有能だと思っている人が、はたから見て有能だとは限らない。

普段から人より有能とは思っていないけど、平均よりは・・・なんて思っているのも
単なる思い過ごしなのかもしれませんね。
私にはメンターがおらず、直接仕事上関わる上司もあまりいないので、
こういったことを言ってくれる人が中々いないです。

まとめ

15個のルールという形で教えをまとめているところはとても読みやすかったです。
また、本書の最後には「◎これで完璧!復習チェックリスト」なるものがあり、
問いとなる「一般的なルール」と「リアル・ルール」のリストがあります。
このリストは中々嬉しいです。
本書を読み返す時間がなくてもこのリストだけ眺めることで復習になります。
メンターや、直接関わり合いのある上司がいない私にとって
この本はメンターとしての役割を担ってくれそうです。