年収1,000万円に届く人、届かない人、超える人
- 作者: 千田琢哉
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2014/03/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今日もまた良本に出会えたことに感謝。
本書には3人の登場人物が出てくる。
年収400万の人、年収1000万の人、年収3000万の人。
これが自分が所属する会社の状況リンクしてして読んでいて面白くなってしまった。
弊社は創業以来の大改革の真っ最中。完全にビジネスモデルが変わったのである。今までのSIビジネスを辞め、自社サービスにシフトしている。
ビジネスモデルが変わるとどうなるか?仕事が変わる。役割が変わる。もう何もかも変わってしまう。正直社内はてんやわんやである。
僕は本書の登場人物をこう置き換えて読んだ。すると割りと色んなことがすーっと腹に落ちた。
- 年収3000万 → 社長
- 年収1000万 → 部長
- 年収400万 → ヒラ
先ほどビジネスモデルが変わったと言ったが、基本的にあーだこーだ言うのは年収400万クラスの人たちである。ただその中でもつべこべ言わずに早速次の仕事を見つけてる、または作ってる人がいる。
- あーだこーだ言う人:年収400万のまま
- 次の仕事見つけた人:年収400万→年収1000万
もうね、説明なんてこれだけで良い気がした。
年収400万の延長に年収1000万など存在しないし、年収1000万の延長に年収3000万など存在しない。
それらの境界はハッキリと断絶されており、どれもそれなりに居心地がいい。
境界を超えるにはそりゃ苦痛が伴うけれど、超えなければ一生そのままだよってことですね。もちろん超えないことを選択することもできる。実際そういう人も多いのかもしれない。
ただ、僕は本書に出てくる年収400万レベルの人ではいたくないかな。うん。