ちきりんのブログはなぜわかりやすいのか?
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/11/22
- メディア: 単行本
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ちきりんのブログは本当に読みやすいなぁと思っています。その理由が本書に書いてありました。
1. 伝えたいメッセージが決まる(浮かぶ)
2. そのメッセージを伝えるための論理構造を決める(考える)
3. 文章に必要な材料(情報)を集める
4. 文章を書く
この中の特に2番めの「2. そのメッセージを伝えるための論理構造を決める(考える)」をしっかりと考えることでわかりやすいブログを書くことが出来るといいます。
では実際にどんな感じなのか、ちきりんのブログを検証してみたいと思います。題材は現在最新のエントリです。たまたまですが、ちょうど上で紹介した本について書いてあるエントリになっています。
電子書籍って儲かるの? 一年後の収支決算 - Chikirinの日記
まず伝えたいメッセージですが、僕はこう思いました。
次に論理構造ですが、正直僕には難しくて正しいのかわからないのですが、こんな感じかなぁと思って分解して見ました。
僕が分解したこれが論理構造として正しいかどうかという話はあるのですが、ここで注目したいのはこれがわかりやすいかどうかです。まず事実があって、それに対する考察があって、まとめがある。こうやって書くと当たり前にみえますが、これが出来ていない人は結構いるんじゃないかと思います。自分で書き出してみて構造がしっかりしているととてもわかりやすい(内容が頭にはいってくる)なと思いました。
この構造がしっかりとしていれば少々くだけた表現があったり、話がそれたとしても最終的に言いたいこと=メッセージは伝わるのではないかなと思います。いままで文章を書く時にこういった構造を考えることはしてこなかったのでとても勉強になりました。
ここまで書いていて文章の書き方的な本には必ず「構造も考えずに書き始めてしまう人のなんと多いことか…」みたいな嘆きが書いてあることを思い出しました。そういえばいくつかの本で読んだことある。。
そんなこんなでいいことを知ったなぁと思っていて、実はこのブログも書き始める前に簡単に論理構造?を考えてその通りに書いてみていたりします。
こんな感じです。
- 主張
- 伝えたいこと
- ちきりんのブログがわかりやすいのは論理構造がしっかりしてるから!
- ちきりんブログの書き方を紹介
- 論理構造をしっかり考えることが大事
- 検証
- ちきりんブログの論理構造を分解
- わかりやすさを検証
- まとめ
- 論理構造がしっかりしていれば他が多少ぶれても読みやすい!
このように伝えたいメッセージがまず先にあり、それをわかってもらうために文章を書く。そのためにはどういった論理構造で書くとわかりやすいか、と考えていくとわかりやすいブログ、伝わる文章が書けるのではないかなと思いました。
このブログが少しでもわかりやすくなっていれば説得力があるのですが、どうでしょうか。